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核抑止という名の恐怖の応酬

核抑止という名の恐怖の応酬

核兵器は何故増え続いたのでしょうか。そのわけを日本で始めてノーベル物理学賞を受賞された故『湯川秀樹博士』が数十年前に看破し警鐘していました。

「米ソの核軍備拡張が強まる方向に事態が進んできたのは、それは核抑止という誤った考え方にある」と述べています。平たく言えばたえず相手国に核報復を行うという威嚇を行うことにより相手方の攻撃を思いとどまらせる、そのために米ソは相手より優位に自分をおこうとして核兵器開発競争を続けてきました。その結果が26000発です。日本政府は被爆国でありながら 核抑止の名で「核の傘」に入ることを選択してきました。最近国会で明確になりましたが原爆もち込みまで密約で許してきました。私たちは核抑止という名の恐怖の中におかれてきことになりますた

冷厳な事実の前に

この間世界は幾度となく核戦争の瀬戸際に見舞われました。多くの歴史家が論証したように朝鮮戦争時に、キューバ危機時に、台湾海峡紛争で、ヴェトナム戦争時に、湾岸戦争で核使用の一歩手前までいきました。ソ連消滅後もアメリカは“正義のため”に核兵器の先制攻撃の権利を留保し核兵器保持、開発をバックに国際政治を進めてきました

悲願から希望へ

しかし核兵器は たった1発の使用でも敵味方関係抜きにすべてを殺戮し尽くし世界を破滅に落とし入れることが世界に知られるようになりました。核兵器の95%を持つアメリカとロシアにおいては核放射能被害が自国の兵士と市民を襲い始めました。アメリカはイラクから帰還した劣化ウラン弾に触れた兵士たちなどによって、ロシアはチェルノブイリ原発事故(ヒロシマをこえる惨劇ともいわれる)などによって。核兵器拡散や核テロの恐怖が核独占の為政者をも捕らえ始めました。

核兵器を『俺は持つが、お前はだめだ』という脅かし論理で世界を納得させることは出来なくなりつつあります。21世紀を核のない希望の世紀にするチャンスは皮肉にもこんなところから生まれるかもしれない。未爆者に置かれることを拒否する頑固さが活路を開く。無関心は平和の敵だが  人々をブラインドにしてきた為政者の要因の解明が急がれる。

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