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タンビエットの唄  

2ヶ月に1回の割合で  ここ6年間仕事をやめてから連れ合いと欠かさず芝居を観てきた。船橋演劇鑑賞会に入会しているからだ。一人1月1800円。毎回4~5ステージ。女性観客9割以上が特徴だ。

今回はタンビエットの唄 」 

29日  2時間半 の上演を16時半ごろ終えて、感想を語り合いながら1時間かかる家路を急いだ。腹がすいたが気持ちはほてっていた。

「ミュージカルというとよく居眠りするのに今日は観てたね」

「面白かった。吸い込まれて眠るのをつい忘れていた」

「役者それぞれの歌と踊りが初々しくて すがすがしくて、迫力があって、重なり合って盛り上がっていく。そして、しんみりさせて」

「 そう 役者はみんな若くて迫力があった。。 それに物語りのせりふ演技がいい、歌と踊と物語(演技) がいっしょしている。深刻さの中にさわやさがあった」

「貴方にはベトナムが舞台だからもあるでしょうよ」

  「あの舞台は  ホーチンミン市の近郊、地名が出てくるが よく覚えているよ。フランス、アメリカ など列強にもてあそばれ辱めを受け、解放後は混乱、混迷、その不条理をよく脚本は捕まえているのではないか。何回かたずねたとき、私を迎えてくれたホーチンミン市協同組合(全体)の女性の副理事長も 米軍から死体置き場に捨てられたが運良く息を吹き返してにげたひとだった。私の質問に静かにこたえてくれた。その娘さんは難民としてはぐれアメリカにいき、後に帰国して彼女(親)に再開を果たしていた。 僕らがべトちゃん  ドクちゃんのいるツーズー病院やメコンデルタ地帯の枯葉散布や米軍爆撃の傷痕地帯(その地に千葉のお母さんのカンパで3つの学校建設を支援した)に訪問したときに親は訪問先に取り次ぐなど案内役を務め子どもは通訳をしてくれた。 劇中のフエイさんらとダブり、目頭があつくなった。どうしているかなー」

「その方は日本にみえられたとき成田に見送った時のニヤさんなの」

僕 「いやちがう。彼女は理事長。彼女は当時サイゴンの女学生で監獄にとらわれていた。彼女にもストーリーがある。僕のベトナムの話など誰も聞いてもらえない時代になってしまった。でもTSミュージカルファンデーションが各地で大入り満員で展開しているのを知ってうれしくなった」

「この冊子をみると  演出 振り付けの 謝珠江さんは{天翔る風」「{YESUTADAY IS HIRE」などを手がけ宝塚出の異色アーチストらしいよ」

僕 「僕みたいなわからづやにも  うまさがわかる。芸術性って大事なんだね。それに 謝珠江さんはのメッセイジは一貫していた。主役の、フェイさんが身ごもった子どもへの毅然とした慈しみの演技に 戦争はむごい、だめだ、という主張が込めれれている。そしてどんな条件下でもいき抜くことのすばらしさを伝えている」

さよならはーータンビエットーーーはまた会うためにある」と 、この劇団は脚本家、演出家  役者ともみんなきっとみんな明るい人なんじゃないかなと思う。現実は厳しくても いや厳しいほど未来を覗かせようとみんな一生懸命に演技しているってかんじ。何ちゃって気弱な兄さんもたまにはカッコいいこというね。

                                                                    枯葉爺TH

付  井上ひさしにちなんで

フェイさんが身ごもった子どもへの毅然とした慈しみの演技をみて井上ひさしの言葉が重なりました

    手記は聖書  ~~若いおかあさんの遺体の下に赤ちゃんがいたという話がたくさん残っている。憎悪の塊のさく裂点の下に、人間のすばらしさが小さな宝石箱のようにキラキラしている。だから聖書なのです。

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