« 里山   里際  春の賑わい    | トップページ | thinkローカル  actグローバル でいこう    »

 友人が多いと長生きする   GDH  幸福の行方 

この国にすむ人々の幸福  生きがいのいくえ

自然科学を最高学府で学びながら 同時に オーム真理教でおぞましい殺傷にかかわることをしているーーー

これが成立してしまう時代である。

「゚最高学府」で教鞭をとってきた同窓の先輩が語りかけてきた。何のために  誰のために  何をめざし学び研究するのか

を欠落した研究 、 教育が成立している。  なんか変だ

いまや働く人々の世界でも同じことがいえる。  学ぶこと、働くことがヨリよく生きることから離れてしまっている

私が非常勤勤務で週2コマ学生に5年間付き合い 非営利企業で働いてきた経験から「働く意味 意義 面白さ」を「非営利

組織の理論」の講義名で話してきた。当初働く意味ーーしたがって大学で学ぶ意義ーーを殆ど考えてない多くの受講生に

直面し、面食らったものだった。多くは単位取りに来ていた。そこで聞きたいものだけが主体的に受講するようにテストと出

席点をとるのをやめて働く意味を実感できる講義に切り替えたものだった。

ところで今朝のNHKテレビで 

 新卒の50%は就労後3年未満で退職していると報じた。「働く意味や動機」が見出せない。20台の就業者の非正規 で

 下働きが殆どだという。5年前授業では30%といってきたが50%とは一層深刻になっていると見ていい・。

今週の初め50年前、安保世代として同じキャンバスにあった同窓生約30人があつまった。

S66_004

2つのキャンバスの散歩が始まった。広い芝生や木々の緑に恵まれたキャンバスは林立するビルで埋められていた。し

かし、50年前の生協の建物を目にし その中でかっての雰囲気を嗅ぎ取ったあたりから  会話が弾みだし  あそこで

こうしてああして といった記が呼び覚まされ  その日の宿で夜を徹した話し合いになっていった。当時は大学の殆どと

もいえる6000人の学生と教員300人がデモに繰り出す時代だった。

集まった30人のなかには半年間土方をして学費をかせいで半年間学業につとめたもの。連日働いて家に仕送りしてい

たもの。 生協でさら洗いしそのまま生涯掛けてを生協ですごしたもの、雪が舞い込んでくるあばら家で共同生活するも

のなどの多彩な苦学生たちだった。

みんな鼎が沸くような安保を体験したからなのか自分たちで社会を何変えられると思っていた。食えなくても元気だっ

た。みんな心に希望を抱いていた。この社会で自分たちが役割を発揮できるという夢があった。

翻って半世紀を経た今 

当時と違って学生たちは携帯電話を持ち、パソコンを駆使し、通学にバイクや時には自動車を使い、立派な学び舎があ

り、食べ物も豊富で僕らの時とは比べようもない豊かさである。

この豊かさは私たちの世代が経済資本の高度成長に加担し身を任せた結果であり、もとに戻す発想はアナクロニズム

時代錯誤におちいるといってよい。

しかし喜びのない豊かさ、  夢と希望を持ち得ないいわゆる豊かさ、孤立。世の中は鬱病は8人に一人になり10年を超える3万を超える自殺大国になってしまった。

行く末に希望が持てないとすれば いったい戦後のGDP成長はなんのためであったのかを問われることにな

る。しかも一見豊かにみえ「成長」はこの10年~20かけて喪失し 格差  弱者排除  貧困が時代の特徴になってし

まった。格差はアメリカ並みの先進国のトップクラスになってしまった。

しかしいかに厳しくても希望の中に身をおきさえすれば 創造が生まれ  生きがいややりがいが生まれる。集まった同窓生の中に当地では名のある医師がいた。彼は社会医学専門でもある。

非正規雇用や失業者と病気の関連を研究してきた彼は

 収入と病気の関連を調べ

貧困は万病の元  特に悪いのが格差といっていた。当日参加の年寄りの同窓生を見渡していう。

友人が多いと長生きする と 。 これも根拠があるという。 時代の転換期に含蓄のある話だった。

|

« 里山   里際  春の賑わい    | トップページ | thinkローカル  actグローバル でいこう    »

3この国のこと」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1022904/35202501

この記事へのトラックバック一覧です:  友人が多いと長生きする   GDH  幸福の行方 :

« 里山   里際  春の賑わい    | トップページ | thinkローカル  actグローバル でいこう    »