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子供と自然と体験と  (5年前のもの)

子供と自然と体験と

   四街道共に築く事業の展開、協働の成果とその様子               

 “子供”をテーマとして2年つづいた、四街道「ともにに築く地域社会」事業の展開は2月26日のわくわくフォーラムをもって終えました。 県が助成し、市の委託事業として、7つのNPOが主体的にすすめた協働の事業として注目されます。当日のパネリストを務めた、四街道こどもネットの津軽さんは「次世代への連鎖が見えるうれしい予兆を感じさせるもの」「若い世代が関わってくれたことで四街道市に息ずくそこじからが伝わってきた」とのべています。

 いくつかの場面から見えてきたことを紹介します。

 その一 参加NPO団体の1つ「楽しもう会」の取り組みです。県下唯一の盲学校を持つ四街道にあって、盲重複障害(視覚、肢体、認知の重複障害)の児童たちが保護者と共に、四街道市民と関わる機会を持ちました。落花生の掘り起こし、脱穀などの作業体験を経て、子供たちに市民と関われるんだという認識あたえ、楽しい機会を持ち得たということです。フォーラムでの子供たちの一生懸命演ずる寸劇は私たちに元気を与えました。

その二、森の役割ってなあに?五百人に近い会員を持つ四街道自然同好会の代表の問いかけに43人の森の探検の子供たちからたくさんの声が上がりました。 この会が子供たちから集めたアンケートによると、家の中で遊ぶ子が多かったのですが(学校から帰って居るところは、中学年85%が家だという)、この体験をする中で、自然遊びや秘密基地づくりを仲間と共にやることが大好きな子供たちに変身していました。全体の実行委員長をかねた四街道プレイパークどんぐりの森の代表は森に場を移すと子供も親も参加が多くなっていった、と述べています。

 その三、同様に四街道こどもネットワークは八つの企画(事業)もって参加しました。多くは、農業や大工や自然体験でした。例えばNPO木楽会(木工)の素人大工の匠たちが本立て作りを、県の文化財センターの匠(職員)の土器づくりを子供におしえることで、子供たちとおとな双方の目が輝きました。大人たちは、今を生きる子供の姿にふれ、元気をもらいました。地域に潜む物作りなどの達人と子供の交歓はたのしいまちづくりになることを示しました。 

その四 「メダカの会」は、年間のべ400人の手作業によって休耕田をメダカやザリガニなどが生息する自然公園によみがえらせ、多くの子供たちに自然の中での遊びや体験をさせています。自然なつながりの居場所になっています(写真)。水辺の大切さの認識から印旛沼再生行動にも関わり始めました。

 その五 地元農産物を大切にする市民の会も、毎週(日)朝市をしながらその活動の一つに子供を据えました。先に述べた楽しもう会、こどもネット、どんぐりの森、自然同好会と連携した取り組みでした。参加者満杯のシンポジュウムで衰退の農業の再生が自然と次世代を守り四街道を活性化させる道だと示しました。

 その六 「子供たちも市民」を実現したい。昨年来のこの提起は千葉県のNPOのさきがけとして17年間、福祉助け合いをすすめてきた「ふきのとう」にとっては自然な提起でしたが市民にとっては新鮮でした。「子供たちも市民」を実現するために居場所の実感をもてなくなった子供たちに注目し、子供たちの本音を聞き取りました。「夜でも○○出来るところ」「怒られないところ」「一人いられるところ」「秘密基地のようなところ」を求めていることを引き出し、また、大人たちから、子供の居場所づくりに参加したい人が81%もいることを知ることが出来ました。ここから浮かび上がったことは、「子供でまちづくり」「福祉でまちづくり」「自然でまちづくり」の三つの輪の重なりでの四街道まちづくりへ方向をしめすものとなりました。

 第七に しかしながら、ここ四街道は里山が荒廃し、産業廃棄物の捨て場になり、農業が衰退し、高齢者や障害者など弱いものに優しくない姿があることも、見えてきました。 四街道をきれいにする会では、市内を十七カ所に手分けして、約2千枚の写真を撮り、ゴミマップを作り、シンポジュームを開きました。毎月十五日はゴミの日としてすでに15回、この中には少数とはいえ高校生も参加するようになりました。

 以上は活動のほんの一端を示したにすぎませんがこの取り組みを担った 四街道市活性化委員長の国生さんは、ここ四街道に

①「たくさんの場が生まれたこと、それは単なる場所でなく、ふくらみのある場として人々を育ててるもの」として

②「参加した団体が着実に力をつけた。ジャンルを超えたつながりがそれぞれの団体の視野を広げ、地域を丸ごとしっていくことになった、これは大きな力です。」

③「団体間の連帯*ともに築くネットワークが(形)静からダイナミックな動になろうとしていること、これに無限な可能性を感じさせます。」とのべています。すでに「子供の市民としての人権がまもられ、つらく悲しい思いをする子がない地域社会を描いて」の取り組みとして子供の居場所づくりは「まじゃりんこ」の名で実際の活動になって取り組みを生み出しています。成果はこれからのとりくみにかかっています

 時代の大転換の中で協働が生み出すものは、計り知れないものがあります。お互いに人々の願いにより敏感になり、市民主体の活動がじわじわ発展すれば希望となりましょう。市行政との関係はまだ一部しか進まなかったのは残念でしたがその中でNPOが一番活動しやすい地域にしようとつとめた県NPO推進室と、市事業推進課の職員の方々の役割、縁の下の役割は大きいものでした。

継承、発展のために場や情報を、提供する、NPOサポートセンターの設置が望まれます。私も地域活性化推進委員の一員として少しかかわりましたが「子供の身近に自然」「ひとりぽっちを作らない地域へ」の行動を促されたよい機会となりました 

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