« 2008年9月 | トップページ | 2008年11月 »

2008年10月

続き4回目   何故今蟹工船 ? 気持ちよく働きたい。

◎  私「蟹工船の映像の中に  現代に生きる会話を見つけました。親方に要求書を突きつけた場面です・耳に残った言葉です。 

 気持ちよく働きたい。      

 威張るのをやめてください

いったい人をなんと思っているのか 

 休ませてください         

 仲間を弔う時間をください。  

   私は63年前のこの言葉を200810月に日本で働く いろいろな方に投げかけてみたい気持ちに駆られます。

 市役所で  農協で  生協で  居酒屋で 病院で働く人たちに。大企業で  中小企業で 銀行で働く人たちに

S20081012_019

昨日  介護士になって1年半たつ若者から電話が来た。彼は両親とも難民の子どもとして日本で生まれた。国籍はない。学校でいじめ抜かれ  父が亡くなってからはずっと働きずくめて妹2人の面倒を見 7日間夜アルバイトをしながら 大學で私の受講生となった。

「仕事ドウだ?」と私。 レ君「先生たのしいでっすよ。おばあちゃんたちの笑顔、いつも有り難うといってもらえて。いろいろ人生の先輩から教えてもらえるし」「それききたいなー家にこないか」  レ君「ホントーいってイイの。11月下旬には休みが取れるようにするから」声が明るく弾んでいた。

彼から、人が目の前にいて(仕事はすべて人と関わるのだが)自分の働く意味が実感できて  全体の中での自分の役割が納得できれば「たのっしいですよ」と言えると言うことを教わった。私の先生はかれなのだ。。

気持ちよく働きたい。 そのために

どうするのか    自分の足下で考え仲間と連帯する以外 生き残り競争社会のもつ協同否定の排除社会からの脱出はないと思えてきた。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

続き   何故今蟹工船が??・

続き(3回目)

私の願い

    今の社会は若者を育てることをせずに使い捨てる。先輩が後輩に道しるべをするべき。基本的に若者を育てる社会であってほしい

私は蟹工船からこう読み取った

    現在の後期高齢者医療費削減、中高年の賃金上がらず税の負担増、いろんなことが1930年代とダブる。日本の12000万が経済も含めて豊かに幸せになってほしいと願う。映画の警察圧力は、戦争に突入した時代を象徴している。二度と戦争の時代にしてはならない

    「蟹工船」見たくて来た。非人道的な時代であったことを再認識した。日本国民が大きな犠牲を払った先の戦争、では現代は?今の社会で同じようなことを起こしてはならない

    労働者の団結支援している。タイムリーな企画だと思う。美しが丘のポスターを見て知った。映画は労働者が一致団結し、決して勝利しているわけではないが、ここまで描いているとは思わなかった。

    昭和5年生まれ 子どものときに軍隊は味方だ思っていた。この映画は、軍隊は国民を守るのではなく、銃を向けているという本質を語っている。

若い女性が発言を求められ口を開いた

30代 女性「 私わからない。 何であんなひどいところで働かなければいけないの。若い人はいやがるのに」

 会場から○貧乏だから。積もり積もって蟹工船にたどり着いた。今は形が違っても貧コンが深刻になって来ている。 20代と女性の働き手の半分は 非正規だよ。収入が200万以下が圧倒的。あの時代の背景は貧乏だった。妻子のためにやむなく過酷な蟹工船でも働いた。今だって収入のめどがつかず結婚すら出来ない。中高年中心に毎年3万人の自殺者がいる)

    私 「残酷なタコ部屋労働は今もあるよ。5年ぐらい前私が住む住宅のはずれにある町工場が丸やけになった。使用者が鍵をかけていた。中にいた人みんな蒸し焼き同然でなくなった。外国人労働者だった。外国人がどんどん日本に入ってきているが無権利状態は蟹工船時代とにているかもしれない」  (続く)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

何故今「蟹工船」が( 続き )蟹工船映画観賞後の会話から

10月12日 日曜の午後 四街道の「人権のつどい実行委員会」「男女行動参画推進協議会」の共催で 蟹工船の映写会と懇談会が 市内で開かれた。私も実行委員の一人として受け付けにたち入場者を待った。30名くらいかなとタカをくくっていたら狭い会場に来るわ、くるわ、90人が受付を通ったのには驚いた。残念だったのは青年は皆無だったことだ。40才代以下で4~5人ぐらい。40~60才は30人、後の50人はお年寄りであった。

映画が終わり 残った30人ぐらいで感想討論会になった。以下その発言の一部をそのまま紹介する。これを見ての貴方の意見は?

若者は何故この本に興味を持つのかなー

     昭和4年生まれ 今の若者がどんな関心を持って「蟹工船」を読んでいるのかを知りたくて参加したが、若者がいなかったので残念。

     若者に「蟹工船」が読まれていると聞いてびっくりした。自分はこの本を読むのが辛い

私が思うには

    今の若者たちは、働いても先が見えない時代。結婚や家庭を築こうという夢が持てないのではないかと思う

○社員ではなく非正規、パートとして賃金や待遇を抑えられている現代の若者は、この映画の労働者と重なる。

    先が見えない若者が多い。家庭生活への憧れも持てず、働く意欲が出てこない

    (今の)日本の決して良いと言えない雇用状況、自殺者3万人、“働く”というテーマで考え合わねばならないことがある。

    「蟹工船」の工員たちが最後に団結して戦ったという部分に今の若者は共感したのではないかと思う。」

○若者がこの映画を理解できるのか疑問。大企業の組合は会社の言いなり、長時間労働当たり前、子どもとのコミュニケーションなし、苦情言えば会社には居ずらい

| | コメント (0) | トラックバック (0)

蟹工船  いま何故ブームなの?

いま、小林多喜二の“蟹工船”が50万部売れていて年内には100刷を超える勢いだとか。私は“はやり”には乗らないほうで、むしろ小数のほうに引かれるたちです。でもブームに乗って読んでみた。

この本は紛れもなく少数派中の少数派だった作家の本だ。やはりはやりではなく「不易流行」の「不易」を意図して読むことにした。

80年も前に出版するや直ちに発禁。著者も官憲に捕らわれひどい拷問を受け、その日のうちに獄死し放り出された。拷問の針が体中から10本も出たという。文豪志賀直哉が作者の母親宛に「不自然な死去の様子を考えアンタンたる気持ちになりました。」という手紙を送っている。いやな時代だった。その後にどんな時代になっていくか歴史が余すことなくしめしている。

そんな作家の作品が80年後のいま、ブームだというから驚きだ。しかも若者に売れている。何故なの?考えてみたいし教えてほしい。今の若者のおかれた状態が80年前と通底していてこの著書に共感し希望をも持ちたいという切なる気持ちがあるのだろうか。若い人の意見を聞きたい(つづく)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

紅葉の季節近づいて

紅葉の季節近づいて

 台風と共に日一日と秋めいてきた。ベランダから見える森はしばらくするとまばら模様に色づき始め、12月ごろには燃えるような森に変わっていく。それをいまから想像するだけでワクワクしてくる。

Ssake_100

Ssake_101 少ない漆などで配色を施した森は青空にまばゆい。残念なのはもみじの”赤”が一寸少ないことだ。しかしぜいたくはいえない。千葉の秋は遅い。日本列島の森があげて枯れ木のようにかわっても房総の丘陵だけは秋一色で遅れた分だけ得だ。房総の南先端(保田)では12月に水仙が山一面を埋め尽くす。そこから一寸大多喜 、鴨川方面の丘陵に入るっていくとそこで見る紅葉には息をのむ。東京大学演習林のメタセコイヤの紅葉は黄色の美の王様。いや女王さまだ。凛として空を裂く。鴨川への道は交通事故に気をつけなければならない。周りに見とれるから。嗚呼待ち遠しい。

051204_010s20Pdr_0166sutidate 031

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2008年9月 | トップページ | 2008年11月 »